片浜どうぶつ病院

  動物取扱業登録「保管 第227111027号」「訓練 第227115035号」
片浜どうぶつ病院|トリミング・トレーニングも承ります

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熱中症に注意!!

少し暑さは和らいできましたが、まだまだ暑い日が続いています。
うちの子最近食欲ないな、元気がないな、ということはありませんか?
それは、熱中症になりかけているかもしれません!


熱中症はとても危険です。

動物も人と同じように熱中症になります。

重度の場合は致死率も高いので注意が必要です!!

クーラーかけてるから大丈夫、ではありません。
大事なのは温度と湿度です。 また、人が暑いと感じる温度と、動物が暑いと感じる温度は違います。
自分は大丈夫だから、ではなく、動物の様子を見て、
部屋の温度を調節してあげてください。

寝ている間やお留守番のとき、
この時期はクーラーはつけっぱなしにしておくことをお勧めします


<熱中症でみられる症状>
・パンティング(あえぐような呼吸)
・頻脈(脈が速くなる)
・口腔粘膜の赤味が強くなる
・下痢
・嘔吐
・流涎(よだれがでる)
・運動失調(ふらふらする)
・虚脱(力が入らない)
・振戦(ふるえる)
・意識障害(意識がもうろうとする等)
・発作(脚をバタバタさせる、四肢をピンと張る等)


パンティングは舌を出してハッハッハッと呼吸する状態ですが、
運動後などにはよく見られる状態ではあると思います。
少しして落ち着けば問題ないですが、持続してパンティングする状態は異常です。

また、興奮していない状態で、ハッハッハッと息をするということは暑いということです。
部屋の中や車の中でそのような呼吸をするようであれば、すぐに涼しくしてあげましょう。


<ご自宅でできる冷却処置>

熱中症を疑ったら、すぐに冷却処置をしてあげてください。

なるべく早く病院に連れてくるのが一番ですが、移動中や病院が開いていないときなど
病院に来る前にできる方法を紹介します。


・氷嚢を用いた方法

  凍った保冷剤をタオル等で包み、太い血管の走っている頸部や腋窩、鼠径部にあてる




・タオルを用いた方法

  水(常温)で濡らしたタオルで体全体を覆い、扇風機で送風する

    →タオルはこまめに交換しましょう 

 


冷水の噴霧、冷水や氷の入った水への浸水、凍った保冷剤の直接的な接触は行ってはいけません!!
逆効果となる場合があります。


熱中症は命にかかわります。

適切な処置をし、すぐに病院を受診してください。

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